中高年男性として認知症にならないように気をつけていかねばなりません。睡眠や生活習慣はきわめて重要な要素です。
睡眠や運動だけでなく、アメリカのとある大学の研究では、認知症を予防する食事法というものが発表されています。
この食事法はマインド食という別名があり、積極的な摂取をすすめている食材10項目と、なるべく控える食材5項目をあげていることが特徴です。全15項目に関しては、摂取する頻度も紹介しています。
中高年が認知症予防のために、徹底的に摂取すべきもの
緑黄色野菜(週6日以上)、そのほかの野菜(1日1回以上)、ナッツ類(週5回以上)、ベリー類(週2回以上)、豆類(週3日以上)、全粒穀物(1日に3回以上)、魚(なるべく多く)、鶏肉(週2回以上)、オリーブオイル(優先して使う)、ワイン(1日グラス1杯まで)
こんな感じです。
中高年が認知症にならないために控えるべき食材
赤身の肉(週4回以上)、バター(なるべく少なく)、チーズ(週1回以下)、お菓子(週5回以下)、ファーストフード(週1回以下)
・・・となっています。全15項目はアメリカでの研究のため、日本人の食生活に適しているかは研究されていません。
認知症と食事の関連について日本の認知症予防協会では、高血糖値が認知症のリスクを高めると考えており、野菜などの血糖値を上げにくい食材から口にすることをすすめています。普段から積極的に励行していきましょう。
また中高年には、脳神経細胞やアミロイドβを排出する血管、筋肉、神経伝達に良いとされるさまざまな栄養素の摂取を、この団体では心がけるように呼びかけています。
ただし肉類や卵に多く含まれるアラキドン酸は、脳神経細胞の主要成分で、学習力や記憶力を向上させるといわれていますが、取りすぎると逆に学習力や記憶力を低下させるという特異な性質のため摂取量に喚起を促しています。摂りすぎには細心の注意を払っていきましょう!
バリバリ働き盛りの45歳頃からの睡眠・運動・食事などの生活習慣が、認知症の発症となる脳のゴミを貯めてしまっていることが研究などからわかってきました。
まだ20年以上、当面先と認識していた認知症のリスクを減らすために、まずは睡眠時間から見直してみるのがなんといっても手っ取り早いです。
中高年男性は運動、食事を見直そうといっても、なかなかハードルが高いですが、睡眠時間から取り掛かるということであれば、なんかできそうな気がしてきますよね、いまから認知症予防やっていきましょう!